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ファンダメンタルズ分析
FXの投資をするにあたっては、投資判断としてファンダメンタルズ分析とテクニカル分析が挙げられます。ここでは、ファンダメンタルズ分析について説明します。ファンダメンタルズとは、「経済の基礎的条件」と訳されています。
FXにとってのファンダメンタルズ分析は、日々受け取る世界のニュースがほぼすべて当てはまるといっても過言ではありません。500以上あるとも言われています。個人投資家がそのすべてを丹念に追っていくことは不可能です。そこで、投資家の多くは、投資対象通貨の国が発表する経済指標を追っていくことになります。また、現在の基軸通貨は米ドルのため、米国の経済指標は最低限知っておく必要があります。
FXで最も注目されている経済指標は、<米雇用統計>です。米雇用統計では、失業率と非農業就業者数を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。米労働省が月初めの金曜日、ニューヨーク現地時間午前8時30分に発表します。(夏時間では東京時間の21時30分、冬時間では東京時間の22時30分です)
また、米政策金利であるFFレートが決定される<FOMC>(米連邦公開市場委員会)にも注目が集まります。FRB(米連邦準備制度理事会)が年8回(約6週間ごと)開催し、金融政策に基づく公開市場操作(マネーサプライ・金利・為替水準など)の方針を決定します。2005年には、FFレートは利上げが継続。日米金利差の拡大を背景に、ドル高円安が進んだという経緯があります。
その他にも、2004年注目された「双子の赤字」を考えるうえで、<財政収支>、<貿易収支>、<対米証券投資>なども重要です。<住宅着工件数>など住宅動向を知るための指標、インフレを確認するために<卸売物価指数>、<消費者物価指数>なども大切です。そして、米経済の7割を占める個人消費を確認するために、<小売売上高>なども注目です。
以上のような重要な指標は、米国だけでなく各国で公表されています。それを丹念に追っていくことがファンダメンタルズ分析の基本です。
為替市場では、重要な経済指標の発表後に為替レートが大きく動きます。そのため、実際のディーリングでは、経済指標の中身をしっかりと確認する時間的余裕はありません。プロを含め、ロイターなどが配信する指標結果のヘッドラインだけを見て、売買を行います。事前予想と比べ発表された結果に、サプライズがあれば相場が方向性を作ることがあります。サプライズが起きる時とは、事前予想と発表結果に大きな違いがあるときです。 |